全ス連のご案内 - ALL JAPAN STAINLESS STEEL DISTRIBUTORS ASSOCIACION

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全ス連のご案内

会長メッセージ

新年明けましておめでとうございます。2018年の年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。平素は全国ステンレス流通協会連合会の運営に多大なるご理解ご協力を賜り、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

さて、昨年はトランプ大統領の就任に伴い、その一挙手一投足に世界が振り回された年でした。特に北朝鮮との応酬の中で、日本にとって地政学リスクが一気に高まりました。又、7月には九州北部豪雨が発生し甚大なる被害をもたらし、毎年大きな天災に見舞われる様になりました。一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。政治の世界におきましては森友・加計問題や国会議員の暴言や失言など、天下国家の論争が置き去りにされ低レベルな話題に終始しました。しかしながら10月の衆議院選では色々ありましたが、結局のところ自民党が圧勝し、少なくとも経済政策については今までの体制が維持されることになり、景気に水を差すことがなかったのは幸いでした。為替もある程度の振れはありますが概ね110円強で推移しておりますし、株価も年初にエコノミストが予想していた年末22,000円を達成しており、一時的には冒頭に申し上げたトランプ発言やその他世界情勢に左右されることもありましたが、必ず一定水準で下げ止まるのは日本経済が実感している以上に堅調であることの証ではないかと思います。ただメーカーのデータ捏造問題が発覚し日本製品の絶対的信頼性が毀損されたのは非常に残念な出来事でした。

私達ステンレス流通業界はメーカー様サイドの供給問題があり、連動して輸入品の流入拡大が顕在化しました。しかしながら太宗としてはタイト感が維持されたのは、ステンレスの需要分野が好調であったことに尽きるのではないかと思います。自動車、半導体製造設備関連、インバウンド効果によるホテルや外食関連の建材・厨房関連、天災対策としての土木分野、生産設備の更新に伴う化学分野、食品関係など多くの分野で好調が続いております。又、市況に関しましても過去の苦い経験もあって、利益重視の販売姿勢が定着しましたので堅調に推移しました。原料面においてはニッケルよりもクロムの値上がりが注目されました。しかしニッケルも主要使用分野であるステンレスに加え、EV化の流れを受けての電池分野での使用量が激増しておりますので、政治面、金融面に左右される部分はあるものの、大幅な下落は考えにくく、今後も堅調に推移するものと思われます。本年度も先述の需要分野においては特に不安要素もなく、加えて東京オリンピック関連が実需として出てくると思われますので好況が維持出来ると思われます。価格面に関しては原料面よりも電極や耐火物など副資材が高騰しており、4月以降は新年度契約に伴うベース値上げが予想されますので、私達も利益確保のため、しっかりとした販売姿勢が要求されることになります。

というような背景の中で2018年はニッケルバブル期を除けばステンレス業界にとっては最も充実した年になると思います。

全国ステンレス流通協会連合会におきましては各種統計の整備と新規用途開発活動に向けてのバックボーンとなるステンレス鋼販売技士検定講座の更なる充実を図って参りたいと考えておりますので倍旧のご理解ご協力を宜しくお願い申し上げます。最後になりましたが、会員各社様のますますのご繁栄と、今年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて戴きます。

全国ステンレス流通協会連合会 会長 今井 隆

(大和特殊鋼株式会社 取締役社長)

全ス連の組織・各委員会名簿

全国ステンレス流通協会連合会の組織図は、こちらをご覧ください。

ステンレス鋼販売技士検定制度

・ステンレス鋼販売技士検定制度・要綱
(平成29年6月に、ステンレス鋼販売技士検定制度・要綱が一部改定されました。
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